看護師と保健師の資格を同時取得するのは大変なの?

学生さん

看護大学に通っています。
単位を取れば保健師の国家試験も受けれるけど、同時取得するのってやっぱり大変ですか?
将来は看護師として働くつもりだし、保健師の資格って役に立つのかな?

この記事を読んでいるあなたは、このような悩みを持っているのではないでしょうか?

資格を2つ同時に取るのですから、当然の事ながら授業数は増えるし、実習にもいかなければなりません。

看護師を目指している方ならば、大変な思いをしてまで保健師の資格を取る必要があるのかどうか悩むのも当然です。

そのような悩みをお持ちのあなたに、4年制の看護大学で看護師と保健師の資格を同時取得した私がお答えします!

今回の記事では、看護師と保健師の同時取得で大変なこと保健師の資格を持っていて良かったことなどをまとめています。

この記事を読み終わる頃には、保健師のカリキュラムを選択するかどうかで迷っているあなたの悩みが解決できるでしょう!

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まずは保健師という仕事がどのようなものなのか説明しますね!

目次

保健師とは・・・

「保健師」は地区活動や健康教育・保健指導などを通じて疾病の予防や健康増進など公衆衛生活動が主な仕事です。

保健師の活躍の場は様々ですが、7割が公務員(市町村・都道府県・保健所)として働いています。

その他にも、病院、診療所、訪問看護ステーション、企業、健診センター、教育機関などがあります。

「保健師」というとたまに「あ〜学校の保健室の先生ね!」と間違われることがありますが、「保健室の先生」は「保健師」ではなく「養護教諭」という職種です。

養護教諭」として働くためには「養護教諭」の資格が必要となりますので注意が必要です。

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ちなみに私はこの養護教諭第1種免許も持っています!

私の時代は、4年制大学では看護師と保健師の両方の受験資格が得られる総合カリキュラムが主流でしたので、全員が保健師のカリキュラムを取得することができました。

しかし、2015年度に文部科学省からの通達により、多くの大学で保健師カリキュラムが選択制選抜制に切り替わり、看護師と保健師の資格を同時取得できる学生が減ってしまいました。

なので、保健師を目指していない看護学生にとっては、大変な思いをしてまで保健師を取る意味はあるのかなあと悩んでしまうのも無理はありません。

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では、そもそも同時取得は大変なのか?についてお話ししますね!

看護師、保健師の同時取得は大変?

私の場合は、始めから全員が保健師のカリキュラムを履修するものだったので、「卒業したら保健師の資格も取れるんだ!ラッキー!」くらいの感覚でした(笑)

もちろん授業数は多くなるし、実習もいかなければなりません。

しかし、全員が履修するのが当たり前だったので、正直あまり大変だとは思いませんでした。

保健師の実習をしていくうちに、「こんな仕事もあるんだ!保健師の資格も持っていたら、仕事の幅が広がるだろうな!」と保健師の仕事にも興味が湧いてきました。

国家試験の合格率は?

国家試験の勉強も「看護師」と「保健師」の両方を同時に進めていかなければなりません。

ここ最近の合格率を見てみても、80〜90%で昔とさほど変化はありません。

この数字を見て、プレッシャーを感じる人もいるかもしれませんが、私の場合は「ある程度勉強するば受かるんだ!」とプレッシャーはあまり感じませんでした。

しかし、「看護師」の資格を取れないと、そもそも「保健師」の資格は取得できないので、看護師国家試験の方を重点的に勉強していました。

現在は、保健師のカリキュラムを受けられる人に制限をかけるようになっているので、上位の成績を取っておく必要があり、昔よりは大変かもしれません。

しかし、それでも同じ4年間で両方の資格が取れる可能性があるならば、チャレンジして欲しいと思っています!

どうしても保健師になりたい!という人以外は、大学卒業後にもう1年学校に行って、保健師資格を取得するというのはかなりハードルが高くなってしまうので、4年間で看護師と保健師を同時取得するというのは1回きりのチャンスなのです。

保健師免許を持っていて良かったこと

おまけのように取ってしまった「保健師」資格ですが、今では「持っていて本当に良かった!」と思えるようになりました。その理由について紹介したいと思います。

給料が上がる

看護師として就職しても、保健師の資格を持っていると資格手当として5千円〜1万円ほどの資格手当がもらえます。
仕事内容は看護師業務のみです。

保健師として全く仕事はしないのに、資格を持っているというだけでお給料が上がると嬉しいですよね。

しかし、この資格手当は病院によって差がありますので、ご注意ください。

仕事の幅が広がる

結婚し、子どもができると夜勤が難しくなってくることがあります。その時に、夜勤のない保健師へ転職するというメリットがあります。

私も子どもが小さい頃に就職先を探す際、旦那さんは出張が多い近くに頼れる親もいないという夜勤は絶対にできない環境でした。

それでも、夜勤なしの条件で病院の外来看護師の仕事を見つけたので、面接を受けに行ったのですが、その病院の健康管理センターで「保健師」を募集しているから「保健師として働きませんか?」と声をかけてもらったことがあります。

もちろん、夜勤はなしです。

このようなことは滅多にあることではないかもしれませんが、保健師の資格を持っているとチャンスは広がりますよね!

看護師としての臨床経験は保健師になっても役に立ちます。

企業や学校の保健師も基本的には臨床経験があった方が採用されやすい傾向があります。

保健師→看護師よりも、看護師→保健師という転職の方が急変時の対応など役に立つことが多いです。

将来、結婚や出産などで仕事に対する条件は変化します。その時に保健師資格を生かしてみてはどうでしょうか。

まとめ

今回は「看護師」と「保健師」の同時取得の大変さ、保健師資格を持っていて良かったことなどをお話ししました。

【同時取得の大変さ】
保健師現在は選抜制になっているところが多いので、昔よりは大変かもしれないが、4年間で2つの資格を取得するメリットの方が大きい。

【保健師資格を持っていて良かったこと】
給料が上がる→資格手当がもらえる
仕事の幅が広がる→将来、転職先が広がる

「看護師」、「保健師」の資格は一生ものです。

目先の大変さで迷う方もいるかもしれませんが、絶対に持っていて良かった!と思える日が来るので、ぜひ同時取得できる可能性があるのであればチャレンジしてほしいと思います!

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